2005年03月15日

リハビリテーションの成り立ち

歩行訓練  海外からやってきた『リハビリ』という言葉の日本語訳…


  ご存知ですか?


  いまだに日本でも『リハビリテーション』という言葉のままです。

リハビリが最も発達したのはアメリカです。きっかけは戦争です。
第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争…兵隊の平均年齢は20歳前後。
そんな若者が地雷を踏んで足が吹き飛んだり、弾丸が貫通して手がだめになったり。
手足を切断せざるをえない人がたくさん出ました。

ですが、20歳前後の若者ですから人生はこれから!
結婚して、子供を育てて、人生を作っていかなければならないのに、
ここで人生が終わったら大変ですよね。もう一度、社会復帰しなければならない!
ということで、リハビリテーションが発達したわけです。

だから、若くてやる気があることが前提になってます。
戦争で負傷し、足を切断して歩けない状態に対して、懸命にアプローチします。
その結果歩けるようになれば、若者は自動的に「歩ける」→「歩く」と自発的な行動になります。

この「できない」を「できる」ようにするために、作業療法士や理学療法士は一生懸命やります。


このリハビリテーションの流れが日本に入ってきました。
日本はその頃、高度経済成長期。リハビリは労災病院を中心に発達していきました。
ビルや道路の建設…若い肉体労働者がケガをして、労災病院に運ばれてきます。

このような人たちも、若くて家族・子供がいるからやる気マンマン!
骨折してしまったら、治療→リハビリをして、歩けるようになったらさっさと退院。
早く実生活に戻って、稼いだ方がいいですから。

戦争の頃のアメリカと同様に、「できない」ことを「できる」ようにすればOKだったのです。

ところが高齢社会の現在は、これで許されますか?
Posted by lymansagyou at 23:31
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