2005年05月29日

創造するセラピスト

武田信玄公   先程、山梨は甲府への出張から戻ってまいりました。

   「作業療法士に出張なんてあるの?」

   はい! あります。前回の記事、『ライセンスは誰のため?』に書いた通り、

   研修会・勉強会などの出席に伴う出張です。

   例の『生涯教育制度』とは別のものですよ!

ワタシが今回出席したのは、第17回活動分析研究大会です。
作業療法士としての日々の治療の中では、それぞれの患者さんに“どのような介入が必要か”と、
あれこれと考えて、実行する…そのトライ&エラーの繰り返しです。
当然、問題点を焦点化した上でのトライ&エラーですが。

その問題点の焦点化や治療方法が、ワタシのひとりよがりになっていないか?
他のセラピストはどのようなことをやっているのかを吸収しに甲府まで足を運んだんです。


活動分析研究会のいいところは、机上での講義ではないこと。
どこぞの研修会に行くと、一日中先生の一方的な講義に終わることも。
そういう研修会はたいてい30分後には、深い眠りに入っています(汗)

リハビリの仕事は、患者さんを「観察」「分析」「解釈」し、「課題遂行」をセラピスト自らが考えて行うものです。
机上の講義を聞いて、わかったつもりになってもそれを臨床に落とすことはかなり難しい…

で、活動分析研究会でほぼ毎回行われるのが、ワークショップ。
ワークショップとは、プレゼンテーターが患者さんの様子をビデオ放映・発表します。
もちろん患者さんとその御家族が了承しているものですよ。

それでワークショップ出席者のワタシたちが、患者さんの諸動作から主な問題点を導く仮説を立てます。
それで実際的な場面を想定して、治療実技をデモンストレーションするんです。
会場には治療道具も置いてあって本格的です。

ワークショップでは、ビデオで初めて出会う患者さんのダイジェスト映像ですから、
とにかく頭をフル回転させて「観察」「分析」「解釈」「課題遂行」までのプロセスを出席者でディスカッションするんです。
出席していていつも感じるんですが、最初は違う病院・施設のセラピストの集まりですからお互いに萎縮しています。
しかしひとり、またひとりと話し始めると、議論はどんどん活発になっていきますねぇ。

ただ単に知識・技術を享受するだけではない創造的な場が、ワタシには合っているかなぁと思っています。
まさに『リハビリは創造力!』(笑)


甲府という遠い場所にもかかわらず、知人とかなり会いました(当然、夜は飲みに…)。
また同じ悩みを持つセラピストとして、貴重な体験談も聞くことができましたし。
明日からの仕事が、もっと楽しみになってきましたよ♪
Posted by lymansagyou at 20:32
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  開業直後には、たくさんんのセミナー(研修会)に参加されると思います。 セミナー後はよほど用事がない限りは懇親会に参加すると効果が3倍くらいになります。   開業直後は、不安定な心理状態だったり、将来への希望のみが空回りしていたりしますが、セ
同期の桜かそれとも・・・。セミナー受講法番外編  起業を考えるとき その56【行政書士法人あさひの福祉法務カフェ起業編】at 2005年05月30日 01:27
この記事へのコメント
創造的な交流会っていいですよね〜。
私も今日は大学院の先輩の結婚お祝いランチがあったので、
久しぶりに別の先輩に会いました。
研究室が同じということもあり、考え方のバックボーンが
近いので、とても楽しかったです。
たまにはあのような創造的な議論ができると楽しいですよ〜。
Posted by funnu at 2005年05月29日 22:58
リハビリで老健ってあまり関心頂けないのですが
少しでも「老健」の雰囲気を知って頂ければと
おそらく日本初?老健ブログをスタートさせています(笑)
関係者間もしっかりバリアフリーにしないとね…
Posted by けあすぽ at 2005年06月02日 13:47
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