2005年06月19日

イレクターで治療器具を

イレクター   イレクターってご存知ですか?

   左のイラストの人たちが持っているパイプです。

   ワタシはリハビリでイレクターを多用しています。

   リハビリといっても治療道具を自作するのに使います。

イレクターは、パイプとジョイントの組み合わせによって、いろいろな形ができます。
例えば棚・ワゴン・イスなどなど使う人や作る人の考え方によって、自由に作ることができます。
詳しい内容は、製造販売元の矢崎化工株式会社のホームページを参照して下さいね。


おそらくパイプと聞くと、切断したり、溶接したりと「加工するのが大変!」ってイメージありますよね。
ですが、イレクターの切断はパイプカッターでくるくると回せば簡単にできますし、
ジョイントはプラスチックなので、専用の接着剤を使えば、溶接不要で接着できます。
限りなく木材に近い感覚で加工できるのではないでしょうか。

そして何と言っても、部材の価格が安い!
例えばリハビリ治療器具を販売している会社のカタログでは、6万円位する作業机を、
同サイズで作ってみたところ、1万5千円程でできました。
もちろんDIYなので、仕上がりは6万円よりも劣るかもしれませんが…
予算の出にくいワタシが働く病院では、イレクターは大事な治療器具作成素材です(笑)

またどこのホームセンターでも置いている商品(DIY用品や木材売場など)なので、
作ってる最中に部材が足りなくなっても、すぐに買いに行くことができます。


ですが「加工しやすい」「部材費が安い」「どこでも買える」というメリットがあっても、
行き当たりばったりで作成すると材料を無駄に使ってしまいます。
当たり前なことですが、あらかじめ図面を描いて、材料取りや製作工程を押さえておかないと…

ワタシは昨日、床から座面までの高さが36cmと、ちょっと低めのイス専用の作業机の図面を描きました。
もちろん上司には「このような机が必要で…イレクターだと普通に買うよりも5分の1程の費用で可能かと・・・」と、
根回し(!?)も怠っていません(笑) ただ「必要だ!」と訴えるだけではらちがあきませんから。

まだ図面を描いただけなので、これから予算の見積もりを提出して、製作GO!になります。
仕事の空いた時間を使って、ちょこちょこ作っていきます。
図面作成と製作の手間は、この費用の中に含まれていませんから(汗)
Posted by lymansagyou at 12:20
この記事へのコメント
お久しぶりです
もうすぐ学会ですね〜

イレクターを使ってのデイの送迎用:足台などを作っているところもありますょね(例ですw)
でもクロ子はこれはどうだろう??と思うのです・・
自分たちが使うものならそれでいいのだろうけどなぁ・・って
とーるさんの場合はそれを作ることに関しては危険な事項やきちんとした作成が行える知識をお持ちだとは思うのですが、クロ子はへたに作ることは止められていました
クロ子に素材や特性の理解がなかったこともあると思いますが・・
 

Posted by クロ子 at 2005年06月19日 18:01
→続き

一つは、それを作るにあたってかかる時間が仕事に含まれる場合、作業療法士が拘束される時間でその物品を買えるんじゃなぃの?って言われたこともあります。
もう一つは事故が起きた場合の保障ですね・・これを目的に使用してくださいってところを外して使用した場合にも問題おきますね そう考えると何も作れなくなりがちだけど・・
特にこういうところをわかってくれない施設なんかは、本当に必要ならば作ることになる場合も多いんですけど・・ね
Posted by クロ子 at 2005年06月19日 18:01
作業療法士の自助具や訓練器具の作成・・・
安全性・作成の手間・出来栄えなど担当者の能力によって差が出ますよね!
何でも真似してつくるのも著作権の問題もあるだろうし・・・

でも、非営利組織である病院や施設では、予算の問題も大きいですよね!
『少ない予算を、患者さんのために効果的に運用する』

治療者としてだけでなく組織運営にも注意を向ける事・・・
これからの作業療法士に必要な能力だと思います。
ぜひ、作成された治療器具もアップしてくださいね!
Posted by チン at 2005年06月21日 19:21
話題のリハビリ本
検索する:  
●今月のおすすめ●





●作業療法●








ブログdeアフィリエイト
livedoor Blog