2005年07月01日

自助具・遊具コンテスト

自助具  先日のOT学会では、自助具・遊具コンテストが行われました。  

  このコンテストはOT学会で初めての試みだそうです。

  ワタシもどんな作品が出品されているのか期待して行きました。

  結構、質の高い自助具・遊具が多かったです。

自助具・遊具…いったいどんなものかご存知でしょうか? 
定義としては・・・

自助具:日常生活活動・創作・表現活動をより容易にできるように考案された道具。
遊具:集団でのレク活動や、少人数または個人で楽しむゲーム、パズル類など、
    楽しさと共に、頭や体、心の働きを活性化するような遊びの用具。

言い換えると、自助具は障がい者や高齢者の「自分の力で生活したい」という願いが形になったもので、
遊具は子供の「遊びたい」という願いや、高齢者レクでの「笑ったり競ったりしながら、
生き生きとした時間が過ごせるように」という思いが形になったものだと感じます。


この自助具・遊具コンテスト…コンテストというくらいですから、もちろん表彰があります。
工業デザイナー・作業療法士などの特別審査員、学会に参加している作業療法士らの一般審査員、
機器展示関連業者の企業審査員が投票して大賞や優秀賞が選ばれました。

大賞は、『スリング式上肢装具』
上肢の動きが制限される頚髄損傷や神経難病疾患などの方々に対して、スリング(吊具)で上肢を吊り上げ、
上肢能力を補完することによって、食事やパソコン操作などの作業性向上を目的としたもの。

優秀賞は2作品。
一つ目は、『片麻痺者用調理器具(おさえるん)』
包丁使用時に食材を押さえる器具。調理の際、麻痺手で包丁操作時の安全保護のために使用。
二つ目は、『かた手アミー』
針金ハンガーを利用し、安価で使用法の簡単な自助具。なじみのある棒針編みを片手動作で行える。


どの作品も、作り手の作りながら考え、考えながら作るといった、試行錯誤から生まれた賜物だと感じました。
個人的には『特大版黒ひげ危機一発』のインパクトに驚かされましたが(笑)

ちなみに今回のコンテストに出品した全作品の作り方をまとめた冊子が、学会参加者に無料配布されました。
この太っ腹には茨城学会に感謝です(^^)

この冊子を参考にして、ワタシも利用者のニーズに合った自助具・遊具の工夫をしてみます。
なんたって作業療法士が最も近いところにいる専門職ですからね。
Posted by lymansagyou at 22:50
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初めまして。ブログランキングで気になったブログでよってみました。介護から、仕事の色々、出歩き系まで・・・思いつきで書いています。よろしく なんとなく・・・思った。 理学療法士が伝授!家族が簡単にできるリハビリ介護180 リハビリは創造力! 今日の介護は
ブログランキングで読んでみたブログ【カズのつれづれ】at 2005年07月02日 10:33
日本医療企画の月間介護ビジョンに先月から1年の予定で長期連載です。
マスコミ掲載情報・・・個人ブランド構築のヒント  起業を考えるとき その83【行政書士法人あさひの福祉法務カフェ起業編】at 2005年07月03日 02:26
この記事へのコメント
「自助具・遊具」大変重要な部分だと思います。

自分も大怪我してからは食事するのが一苦労でした(今もまだ辛いけど・・・)。

こういう時に”介護箸”一つとってもかなりありがたく感じます。

作り手が使い手って言うのが一番いいのかもしれないけど、その意図をうまくくみとったものがどんどん出来てくればいいなと思っています。

OTの皆さん方にも期待しております!!
Posted by kitaguni at 2005年07月03日 21:00
時々拝見させてもらっています。
うちのブログとは大違い。
勉強になります。
これからもがんばってください。
Posted by samu at 2005年07月05日 00:13
話題のリハビリ本
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