2005年07月05日

布団の心地よさ

布団   ここ数日、気温の変化が激しいですね。

   寝具の調整も毎日めまぐるしく変わります。

   タオルケットじゃないと寝苦しくてたまらなかったのが、

   梅雨寒で一変、布団をかぶらないと・・・   

人が布団に包まる様子は、リラクゼーション・安眠などといった心地よさをイメージしませんか?
ワタシは布団に包まれていることを、布団からの抵抗感・張りを横たわって気持よく感じ取っています。
でも、ただ横たわっているだけではなく、布団を自分のからだに心地よくフィットさせて感じ取っています。

その時、ワタシはあお向け・うつぶせ・横向きなど床に伏せている状態(臥位)なので、
視覚に頼って布団をつかんだり、たぐりよせたりすることはしていません。
だって眠いのに、わざわざ上半身を起こして、目で確認しながら布団の位置を直すなんて…神経質!?
おそらく床上では私たちは視覚に多くを頼らない、無意識的だけど積極的な活動をしているんですよね。

でも、ワタシがリハビリで関わる脳卒中で片麻痺のある患者さんたちからは、
「寝るのですらタイヘン!」 「布団があるとかえって寝返りがしにくい」という声を耳にします。
日常生活活動(ADL)のリハビリに取り組んでいる作業療法士という名のかぎり、
入院中のベッドや布団の特性を知っておく必要・・・ありますよね(^^)


ベッドの特性
・病院や介護用で使用されるベッドは、寝返るだけで身体がベッドの端に偏るほど意外に狭い。
・ベッドの高低差は、ベッド上にじっとしているだけでも、対象者に断崖のように感じられる。
・長期に渡って使用されたベッドは、中央部分に窪みができていることが多く、
 そこに横たわると寝返りなどの床上活動をその窪みが邪魔していることがある。

布団の特性
・布団は身体よりも大きく、柔らかさ、弾力と適度な重みを持ち、布団に包まると身体全体にまとわりつく。
・身体全体に触・圧感覚、運動感覚の情報が得られやすい環境と考えられる。

活動分析アプローチ(青海社)より


その他にもベッド・布団の特性はあると思いますが、患者さんが思いのままに布団の形を変えられて、
自分の空間や環境として受け入れられるための介入をしていくこと…
そうすれば、本来ベッドや布団が持っている安心で心地よい快眠ツールになっていくと感じます。
Posted by lymansagyou at 11:12
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