2005年09月03日
片手で編み物!?
「作業療法での手工芸は、あくまでも手段です!」ですが、創作・表現を含んだ活動も大切。
患者さんの要望と期待の効果とがマッチすれば、
手工芸の導入も最適になると思います。
そこで今日ご紹介の商品はこちらです(^^)
片手でも編み物ができる『スプールウィービング』です。
スプールウィービングという名前を聞いても、いまいちわかりにくいと思います。
簡単に言えば、“リリアン風編み機”といったところでしょうか。
ですが、リリアン手芸のように編み機が小さく、針を使うということはありません。
スプールウィービングは木製で、直径20〜30cmと適度な大きさもあり、安定感があります。
リハビリ機器を取り扱っている会社でも作業療法器具として販売されていますが、
大・中・小の3台セットで3万円程度と、結構いいお値段するんです。
ここでワタシのいつものひねくれ…「自分で作れるよ、これ。」
ということで、手作りスプールウィービングのはじまりはじまり(^^)
スプールウィービング(中サイズ)の作り方
1.材料
・丸棒:径14mm×長さ90cmのバルサ材 1本
・厚地木材:厚さ15〜20mm程度 縦300×横300mm程度 1枚
(ワタシはホームセンターで計400〜500円で材料購入しました)
2.製作工程
・丸棒を5cmに切断(17本)
・切断した棒の片側をヤスリで角をなめる
・なめた先端から1cm下を彫刻刃でえぐる(写真参照)
・その側面も彫刻刃で削る
(角をなめた側が上、角のある側が下になります)
(彫刻刃でえぐった所は、毛糸を引っ掛ける部分になります)
・厚地木材を外径24cm、内径18cmのドーナツ状に切断する
(切り始めにキリで穴をあけ、ジグソーか糸のこぎりで行うと、きれいに切断できます)
・ドーナツ状に切断した箇所をやすりがけ、その後その部分に木工用ボンドを塗布
(ボンドが乾くとコーティング効果が出ます)
・ドーナツの中心から半径10.5cm(直径21cm)の円を鉛筆などで罫書きする
(ワタシはドーナツ状に切断してから行いましたが、先に行ったほうがやりやすいかも)
・罫書いた直径21cmの円に等間隔で17箇所に印を付ける
(ワタシは大型分度器を使いましたが、他にも方法はあると思います)
・加工した丸棒を印を付けた17箇所に設置
(木工用ボンドをたっぷり使って接着します)
(接着の際、丸棒はえぐった側を外側に向けます)
(接着はズレやすいので、上から目視で確認)
・そのまま1日放置して、乾くのを待ちましょう(^^)
これでひとまずは完成です
ですが、バルサ材は加工は簡単、強度はもろい(^^;)
ニスや塗料で塗装して強度を上げましょう
すると、一番上の写真のような風合いになります
普通に使うことができました(^^)
実際の使い方・作品は次回に紹介します。
患者さんが使う様子を考えながら治療器具を作ってみると、いろいろ気づくことがありますよ。
●自助具・治療器具の製作に役立った一冊●

手作り自助具の工作技術
スプールウィービングという名前を聞いても、いまいちわかりにくいと思います。
簡単に言えば、“リリアン風編み機”といったところでしょうか。
ですが、リリアン手芸のように編み機が小さく、針を使うということはありません。
スプールウィービングは木製で、直径20〜30cmと適度な大きさもあり、安定感があります。
リハビリ機器を取り扱っている会社でも作業療法器具として販売されていますが、
大・中・小の3台セットで3万円程度と、結構いいお値段するんです。
ここでワタシのいつものひねくれ…「自分で作れるよ、これ。」
ということで、手作りスプールウィービングのはじまりはじまり(^^)
スプールウィービング(中サイズ)の作り方
1.材料
・丸棒:径14mm×長さ90cmのバルサ材 1本
・厚地木材:厚さ15〜20mm程度 縦300×横300mm程度 1枚
(ワタシはホームセンターで計400〜500円で材料購入しました)
2.製作工程
・丸棒を5cmに切断(17本)・切断した棒の片側をヤスリで角をなめる
・なめた先端から1cm下を彫刻刃でえぐる(写真参照)
・その側面も彫刻刃で削る
(角をなめた側が上、角のある側が下になります)
(彫刻刃でえぐった所は、毛糸を引っ掛ける部分になります)
・厚地木材を外径24cm、内径18cmのドーナツ状に切断する
(切り始めにキリで穴をあけ、ジグソーか糸のこぎりで行うと、きれいに切断できます)
・ドーナツ状に切断した箇所をやすりがけ、その後その部分に木工用ボンドを塗布
(ボンドが乾くとコーティング効果が出ます)
・ドーナツの中心から半径10.5cm(直径21cm)の円を鉛筆などで罫書きする
(ワタシはドーナツ状に切断してから行いましたが、先に行ったほうがやりやすいかも)
・罫書いた直径21cmの円に等間隔で17箇所に印を付ける
(ワタシは大型分度器を使いましたが、他にも方法はあると思います)
・加工した丸棒を印を付けた17箇所に設置(木工用ボンドをたっぷり使って接着します)
(接着の際、丸棒はえぐった側を外側に向けます)
(接着はズレやすいので、上から目視で確認)
・そのまま1日放置して、乾くのを待ちましょう(^^)
これでひとまずは完成ですですが、バルサ材は加工は簡単、強度はもろい(^^;)
ニスや塗料で塗装して強度を上げましょう
すると、一番上の写真のような風合いになります
普通に使うことができました(^^)
実際の使い方・作品は次回に紹介します。
患者さんが使う様子を考えながら治療器具を作ってみると、いろいろ気づくことがありますよ。
●自助具・治療器具の製作に役立った一冊●

手作り自助具の工作技術
Posted by lymansagyou at 22:34
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日本の医療では、リハビリテーションは冷遇されています。 日本の医療は医師以外の行
リハビリテーションの継続【やさしい医療をめざして??新しい神経内科】at 2005年09月14日 18:39
この記事へのコメント
私は趣味でやったことあるんですけど、ダンボールをギザギザの歯車型に切って、やったことあります。
でもやってるうちにボール紙はヘナヘナしてきて、その度にガムテで補強しながらやりました。
でもやってるうちにボール紙はヘナヘナしてきて、その度にガムテで補強しながらやりました。
Posted by ぽろり
at 2005年09月06日 19:47
記事、楽しく読まさせて頂きました。楽しむ、ということがやはり大切ですよね。これから、私の患者様のためにも参考にさせて頂きます。
Posted by
ドクターレポリス
at 2005年09月14日 18:38

